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CI再構築の期間・体制・社内巻き込み|役員合意と現場浸透の進め方

CI(CorporateIdentity)の再構築は、ロゴやデザインを整えることだけではなく、企業の心の輪郭を整え、組織の向かう方向を共有していくプロセスです。COTOVIAの進め方をもとに、CI再構築の期間感、体制づくり、社内巻き込みの考え方を整理します。

🌿1 CI再構築とは、何を再構築することなのか

CIというと、ロゴやシンボルマークの変更を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかしながら、本来それは一部にすぎません。

COTOVIAでは、CI再構築を企業のアイデンティティ全体の再設計として捉えています。
• 理念や存在意義
• 価値観や行動姿勢
• 組織文化や社風
• それらを伝える言葉とビジュアル
• 管理・運用の仕組み

デザイン開発はゴールではなく、思想や在り方を社会と社内に伝わる形へ変換する一工程です。

🌿2 CI再構築に必要な期間の考え方

CI再構築の期間は、企業規模や目的によって変わりますが、一般的には次のような段階で進みます。

フェーズ1|基本開発計画の策定

ご依頼の背景、目標、前提条件をもとに、プロジェクト全体の基本フローとスケジュールを設計します。「何をつくるか」よりも、どのような進め方が適切かを定めることが重要です。

フェーズ2|プロジェクト体制の確定と目標共有

誰を巻き込み、どのような進め方を採用するかを決めます。
• トップダウン型
• ボトムアップ型
• ミドルアップダウン型
• 役員中心型
• 部署横断型
• 全社員参加型

など、企業の文化や課題に応じて設計が変わります。

フェーズ3|基礎調査・ヒアリング・現状分析

経営環境、将来展望、理念体系、ブランド体系、表現ツール、組織文化、競合などを総合的に把握します。ここでの深さが、後の精度を大きく左右します。

フェーズ4|基本開発コンセプト・戦略方針の策定

あるべき姿や存在意義、CI・VI・コミュニケーション方針、ネーミングやデザイン開発方針を仮説化し、提案していきます。

フェーズ5|アイデンティティデザイン開発

理念開発、メッセージ・スローガン、ネーミング、ロゴ、ベーシックデザインシステムの開発へ進みます。

フェーズ6|展開・浸透・管理運用

社内外への導入計画、理念浸透ツール、インナーブランディング、VISマニュアルや管理運用システムの設計を進めます。

また、CI活動の一貫で、文化事業・社会貢献事業といった、象徴事業の展開などの個別事業・商品開発への展開などもサポートさせていただく事例もあります。 

🌿3 誰を巻き込むべきか——体制設計が成果を左右する

CI再構築を成功させる上で、体制づくりは非常に重要です。

COTOVIAでは、企業ごとに最適な体制を協議しながら決めていきますが、一般的には次の3層が鍵になります。

□経営者・意思決定者

CI戦略や企業文化構築は、企業の将来に関わるテーマです。そのため、経営者あるいは意思決定者に近い立場の方が、直轄で関わることが多くなります。

□プロジェクトの執行メンバー

次期後継者候補、次代を担うキーマン、社内コミュニケーションのハブになる方などが選ばれることが多いです。この層が、プロジェクトを社内で動かしていく要になります。

□中間層・現場メンバー

最近は、社員参加型・部署横断型・ボトムアップ型を採用する企業が増えています。なぜなら、CIは「理解してもらう」だけでなく、自分ごと化されてこそ浸透するからです。

🌿4 社内巻き込みの要は、“対話の場”にある

COTOVIAが非常に大切にしているのが、対話の機会や場づくりです。

プロジェクトの中で、数字だけでは見えない部分に耳を澄ませます。
• 志や使命
• 価値観や哲学
• 感性や精神
• 潜在的な想いや願い

ときには、役員会議、各部署会議、合宿、横断型ワークショップなどを設け、じっくりと議論しながら将来像を描いていくこともあります。

CI再構築は、完成品を受け取る作業ではなく、参加者が共に価値を創造していくプロセスでもあるのです。

🌿5 理念浸透とインナーブランディングは、CIの要

ロゴや理念体系が完成しても、社員一人ひとりが理解し、共感し、日々の行動に移せなければ、CIは力を持ちません。

そのため、COTOVIAでは、以下まで重要なフェーズと考えています。
• 理念浸透計画
• 社員参加型のディスカッション・ワークショップ
• コンセプトブックや携帯型カードの制作
• ポスターや社内共有ツールの展開
• 管理運用マニュアルやVISガイドラインの整備

<特にインナーブランディングで大切なこと>

• 楽しく前向きに取り組めること
• 一人でも多くのブランド伝道師を育てること
• 心理的安全性を確保すること
• 強要や命令で進めないこと

CIは「決めること」ではなく、組織文化として育っていくことが本質です。

🌿6 よくある失敗は、現場で起きる

CI再構築でよくある失敗は、実はデザイン工程ではなく、社内現場で起きています。

たとえば、
• 経営者が言語化の対話を十分に持たない
• 誰がリーダーシップを取るのか曖昧
• 社員の巻き込み方が設計されていない
• ロゴ刷新が先に決まり、思想整理が追いついていない
• 運用ルールを整えないまま導入する

こうした状態では、一時的に新しさは生まれても、組織の中に定着しません。

CI再構築は、表層の刷新ではなく、経営の意思と組織文化をつなぎ直す仕事です。だからこそ、言葉・体制・対話・運用を含めて設計する必要があります。

🌿7 CIは、企業の未来を支える“静かな基盤”になる

CI再構築の成果は、すぐに派手な数字で見えるものばかりではありません。

けれども、次のような変化は確かに起こり、会社の未来を支える基盤になります。
• 経営の意思決定がぶれにくくなる
• 社員が同じ方向を向きやすくなる
• 発信のトーンが揃う
• 採用や広報で“らしさ”が伝わりやすくなる
• ブランド管理の目が社内に育つ

理念やロゴの見直しだけではなく、企業の在り方そのものを整えたいと感じているなら、CI再構築は、そのための大切な入り口になるはずです。

🌱経営者・経営企画・広報ご担当者の方へ🌱

COTOVIAでは、CI戦略・理念開発・ブランドメッセージ・ロゴ開発・理念浸透・管理運用システムまで、一貫した視点でご支援しています。

ご相談の理由や目的は会社様によって様々です。
• 事業承継や周年の節目にCIを見直したい
• 理念やブランドメッセージを再定義したい
• ロゴやVIだけでなく、社内浸透まで設計したい
• 社員参加型で、共感のあるプロジェクトにしたい

まずは背景や課題を伺いながら、最適な進め方をご提案します。

どうぞお気軽にご相談ください。

▶ 初回相談はこちら

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